TOPPANは1月26日、2021年4月より提供している小中学校向けのデジタル学習サービス「navima」において、機能の1つである「学び合いツール」をアップデートした。
協働的な学びを支援する同ツールの編集機能を追加・拡張し、デジタルを活用した子供たちの表現や協働的な学びを支援する。
「学び合いツール」の機能である、子供たちが自分の考えや回答を書き込み登録し、クラスメイトや教員に共有できるスライドは、これまで手書き入力・テキスト入力・画像の挿入のそれぞれのモード単独でしか使用ができなかった。
今回のアップデートでは、3つのモードが同時利用できる機能を追加。また、手書き入力とテキスト入力において、ペンの太さや文字の大きさを変更できるようになり、選べる色を3色から5色に増やした。
これにより、文字と複数の画像を組み合わせたり、文字の色分け・サイズ変更ができるようになったりと、より表現の幅が広がり、自分の考えを整理しクラスメイトや教員により分かりやすく伝えることができるようになる。
今回のアップデート機能は、子供たちの協働的な学びに活用できる。「学び合いツール」の機能の1つである課題配信機能で教員が設定・配信した課題や提出物に対し、子供たちはより多様な表現で回答や考えをスライドに記載することができるようになる。
図形問題に対して、解答に至る思考の過程を記載でき、簡単にクラスメイトや教員に説明が可能。
テキスト入力と手書き入力が同時利用できるため子供たちが自分に合った入力方法を選択できる。ペンで色分けし、ポイントを意識しながら表現できる。
個別最適な学びを支援する国語、社会、算数・数学、理科、英語のデジタルドリルと、協働的な学びを支援する学び合いツールを備えたデジタル学習サービス。デジタル教材ならではの特性を活かし、個別最適なAI型ドリル、子供同士の学びを促進させる協働学習支援ツール、教員向け学習データ管理画面等の機能を備えている。
子供一人ひとりに合った問題を出題し、解説や解説動画を使って一人で問題を解き進める力を養う。またドリルだけの学習に留まらず、自分の意見を発信したり、クラスメイトの考え方に触れたりする中で、より学びを深めることに役立つ。さらに教員が学習履歴を個人・クラス単位で進捗を確認でき、課題の配信や採点ができるため、授業内外の業務の効率化を実現する。
「navima」