クラウド教育支援システム「プランプラン」の開発・提供を行うプランプランは1月24日、日本全国の公立小中学校の教育DXを加速させるため、プランプランのシステムを完全無料で提供すると発表した。
プランプランは、機能特化型の校務支援ツール。教員・生徒・保護者をつなぎ、教員・保護者の手間を軽減しながら、子供たちの学びを蓄積する4つの機能を提供。すべて無料で利用可能だ。
すでに学校単位で導入している校務支援システムがある場合は、必要な部分だけを使うこともできる。学校全体ではなく1クラス単位でも導入が可能だ。
キャリア・パスポートをクラウド上で作成、管理する機能。
年度初め、各学期末、行事ごとの目標や振り返りを記録することができる。質問はフォーム形式で作成、児童生徒が入力することで完了。教員や保護者からのコメントも、オンラインで入力することができるので、印刷、配付、回収などの手間を削減する。
創作したものや学習プリント、学習活動の写真などを記録していく機能。
テキスト入力も可能なので、その時の感想や振り返りも記録できる。設定により、教員や保護者も登録・閲覧が可能になり、学習の様子を保護者に伝えるのに適している。また、登録したデータは入学から卒業まで自由に遡れるので、学年が変わっても途切れない指導が可能になる。
学校・保護者・生徒の連絡機能。学校から保護者や生徒へ、プランプラン上で連絡することができる。保護者には、アカウントに登録したメールアドレスへ通知が届き、生徒には、プランプラン上で連絡が届く。
また、保護者から学校へ、朝の出欠連絡をすることができる。プランプラン上で連絡を集約できるので、校内での共有もすぐに完了。さらに、タイムライン形式の「通信」を作成することも可能。学校通信・学級通信のように、写真やコメントを投稿することで学校の様子を保護者や生徒に伝えることができる。
1週間の学習内容を作成し、生徒や保護者に共有する機能。時間割を共有することに加えて、その時間に行う課題や授業の内容(単元)などを登録することもできる。
設定により、生徒自身が課題を登録することもできるので、イエナ・プラン、自由進度学習など多様な学び方にも対応可能。特別支援学級との時間割の連携などにも活用できる。
導入時の設定が不安という方向けに、初期設定も無料でサポート。各学校に合わせた使い方の相談にも応じている。
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