東京都教育委員会1月22日、TOKYOデジタルリーディングハイスクール指定校(TOKYO教育DX推進校)19校において、一部のデータ(学習データ)を表示する「教育ダッシュボード」の利用を開始した。
教育ダッシュボードは、授業における端末の利用状況等の「学習データ」や、成績・出欠席等の「校務データ」の教育データを集約・可視化し、分析等を行う教員用のシステム。教員の経験に加えて、データに基づく指導を実現することで、子供たち一人ひとりの力を最大限伸ばしていくことを目的としている。
授業内外における生徒一人ひとりの端末を利用した活動状況を一覧で確認することで、担任の教員が支援を必要とする生徒を発見し、個別に声掛けする際の判断材料などに活用する。
都では今後、機能開発を進めながら、2025年度中に全都立学校に利用を拡大する予定。