文部科学省はこのほど、「GIGAスクール構想の下での校務DX化チェックリスト」に基づく自己点検の結果および学校向けヒアリングの結果をとりまとめ、公表した。
結果からは、9割以上の学校が教職員に紙で書類提出を求めていたり、業務にFAXを使用していたりするなど、校務DXの取組が道半ばであることが明らかとなった。
本結果を受け同省は、今後3年程度を集中取組期間と位置づけ、校務DXに関する通知を発出するとともに、手軽な改善方法を具体的に示した資料の提供、オンライン・オンデマンドでの学習機会の提供、全額国費によるアドバイザー派遣等を行い、学校現場の困り感に 徹底的に寄り添った支援を一層拡充する。