東京都町田市は、アスリートの食事を通して、食事と運動との関係性を知ることで、自分に適した望ましい食選択及び食行動を実践する力を培うため、同市出身のオリンピック選手・関根花観さんのアスリート時代の食事をもとにメニューを考案。1月の中学校給食で提供すると発表した。
<献 立>
<提供日>
2024年1月23日(火)
<献立のポイント>
私は皆さんと同じように町田で生まれ育ち、中学生で陸上競技に出会い、その後、女子10000メートルで日本代表になり、リオデジャネイロオリンピックに出場することができました。
現役生活を振り返ってみると、競技の結果を出すためには、何より日々の食事が大切だったと思います。もちろん、練習や休養も大切なのですが、筋肉や骨、内臓の成長を促したり、壊れてしまった身体の組織を治したり、運動するためのエネルギーを補給するためには、やはりバランスの取れた食事が必要不可欠です。食事をおろそかにしている選手と、食事に気を遣いながらしっかり管理している選手とではパフォーマンスにも大きな違いが出てきます。
アスリートに限らず、中学生の皆さんが毎日を健康に元気よく過ごすためにも、3食しっかり食べることはとても大事なことです。栄養満点の美味しい給食をしっかり食べて、元気に過ごしましょう。
1996年2月26日生まれ、町田市出身。町田市立金井中学校、仙台育英高校(宮城県)、豊川高校(愛知県)、日本郵政グループ陸上部、2020年12月引退。