チエルは12月19日、学校現場のPC教室の整備・バージョンアップを支援する「PC教室・導入支援活用パック」の提供を開始した。
PC教室の利便性向上と安定運用に欠かせない「授業支援」「中間モニター/プレゼンセレクター」「システム環境復元」の3つの機能の高度化を実現する製品をセットで提供する。本パックを利用することで、学校や教育委員会は、PC教室の多面的な整備・バージョンアップを効果的に実践することが可能となる。
PC教室の授業運営に必要な画面送受信と、ファイルの配布・回収などの機能を網羅。グループワークに最適で、ペアプログラミングなどの学習も行える。『CaLabo LX』があれば、「DXハイスクール」が求める情報処理の授業やICTを活用した文理横断の探究的な学びを効率よく進めることができる。
Video over IP方式で高精細画像を転送するシステム。高解像度の4K対応で細部まで鮮明に映し出す。アクティブラーニング教室にてプレゼンセレクターとして利用することで、教員/共有ソースと学生ソースを、教室に設置された複数のプロジェクターおよび電子黒板に転送できる。発表者のプレゼンをスムーズにし、円滑な授業運営を支援する。
▶︎高解像度の中間モニター/プレゼンセレクター『S600-OP』
いつでも同じ環境で授業を行うには環境復元は必須。WinKeeperはコンピュータ教室向けに26万ライセンスの導入実績を持つ、教育現場で選ばれるシステムリカバリソフト。フォルダやファイル単位で必要な部分だけを確実に復元する。タイマー設定でパソコンの電源ON/OFFを管理できるので電気代にも優しいソフト。
WinKeeperのプログラム実行管理は、単にプログラムの実行を制限するだけでなく、時間帯によって許可/遮断をすることが可能。下記のイラストのように、 授業中はインターネットを許可、昼休みだけインターネットを遮断することで電気代を抑えることが期待できる。
同社が運営しているICT活性化Webマガジン『CHIeru.WebMagazine』では、全国学校現場のICT活用実践例やICT製品導入事例などを詳細に取材・紹介している。「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」で補助金を受けられる製品の記事も掲載している。