山形県山形市と認定NPO法人フローレンス、PKSHA Technology及びグループ会社であるSapeetは12月14日、「孤独・孤立によりそう相談支援」に関する協定を締結したと発表。官民連携で、まだ先例の少ない、AIを活用した孤独・孤立相談支援事業のモデル開発を行い、人によりそうソフトウエアの実現を目指す。
■生成AIを活用し「孤独・孤立」によりそう相談支援実現へ
今回、全国的に課題となっている「孤独・孤立」によりそう相談支援を実現するべく、4者間で協定を締結した上でAIを活用した事業モデルの開発に着手する。
以下の6項目について連携及び協力を行い、周囲に支援を求めることに抵抗感がある方でも気軽に相談ができるような体制づくりや、支援を必要とする方が社会資源を使いやすくする取組みの推進等を行う。
◆協定内容
- 孤独・孤立に関する情報の発信に関すること
- 効果的な相談支援の方法に関すること
- AI、SNS等の活用に関すること
- 社会資源の活用に関すること
- 市民への広報に関すること
- その他孤独・孤立によりそう相談支援に資すること
◆具体的な取り組み例
- 周囲に支援を求めることに抵抗感がある方でも気軽に相談ができるような体制づくりについて研究
- AI、SNS等の活用に向けた新たな技術に関する情報共有を進める
- 情報アクセスが容易な孤独・孤立に関する情報の発信を行い、支援の必要な世帯が社会資源等を有効に活用できるような取り組みを進める
相談支援イメージ。SNSを活用した相談支援に生成AI技術を組み合わせることで、24時間365日の即時対応が可能となる
山形市
株式会社PKSHA Technology
株式会社Sapeet
認定NPO法人フローレンス