公社・食品容器環境美化協会(食環協)は12月13日、地域社会と連携して継続的に環境美化に取り組む全国の小・中学校を表彰する「第24回 環境美化教育優良校等表彰」の受賞校を発表した。
この表彰事業は、独創的な環境美化教育に継続的かつ熱心に取り組み、地域社会と連携しながら「公共の 場所の美化」または「飲料あき容器等のリサイクル」を実践することにより、地域の環境美化に大きく寄与 している小・中学校を選出し表彰するもの。
今年度の受賞校は以下のとおり。
最優秀校4校の表彰式は2024年1月26日に、東京都台東区の浅草ビューホテルで行われる。
今回、優良校・協会会長賞を受賞した稲城市立稲城第四中学校(東京都)は、生徒会が主体の「ユニセフ活動」と、保護者・地域が主体の環境美化活動を合同で行う「ユニセフ・クリーン大作戦」に2001年から取り組んでいる。
「ユニセフ・クリーン大作戦」では、生徒会及びボランティア部と保護者・地域が連携して、校外募金活動をはじめ、多摩川周辺や地域の清掃、環境美化活動を行い、校外募金活動等により得られた収益金をユニセフ協会に寄付する活動を行っている。学校だけでなく、地域と連携しながら取り組んでいる姿勢が高く評価され、今回の受賞につながった。