「総合的な探究の時間」の教材制作・販売や大学生による授業のサポートを中学校と高校向けに行っているトモノカイは、日本旅行と共同で、ウェビナー「最新事例から学ぶ『修学旅行×探究』―”異日常”の体験からはじまる地域探究の実践―』を12月20日に開催する。参加無料。申込締切は12月18日。
「総合的な探究の時間」において、「商店街の活性化」など自分の住む地域を題材にすることがある。身の回りの地域をテーマに探究するには、他の地域と自分の住む地域を比較し、その地域特有の魅力や課題を見つめる視点が必要だ。生徒がそうした視点を持てるようになるには、普段とは異なる日常(=異日常)を実際に見て触れる体験が一番。「修学旅行」は最良の手段になり得る。
両社は、各地の自治体とともに修学旅行や地域探究で活用できるワークブックを制作している。そうした取り組みの先には、単年ではなく複数年にわたり同じ地域に訪問して継続的に地域課題解決に取り組む事例や、地域が疲弊しないよう探究成果を学年を超えて継承・蓄積していこうとする事例など、先進的な取り組みもある。
本ウェビナーでは、「壱岐市エンゲージメントパートナー協定」を締結した長崎県壱岐市と社日本旅行の地域探究の最前線の事例などを中心に紹介し、これまでに地域探究ワークブックや体験プログラムの企画制作に多く携わってきた講師により、学びの観点から解説する。
日 時 12月20日(水)18:00 ~ 20:00
形 式 Zoomオンライン配信
対象者 中学・高校教員、教育委員会、自治体関係者
参加費 無料(事前申込制)
定 員 100人
(1)事例紹介 修学旅行×地域探究 最新事例
椎葉隆介 氏(日本旅行総研 主任研究員)
(2)解説 修学旅行と地域探究を接続させる意義
木村諭史 氏(領域横断型探究学習コーディネーター、東京都新島村議会議長)
◆詳細・申込フォームはこちら ※申込締切12月18日