神奈川県は12月10日、オンライン自習室を活用し学習継続率などを検証する実証事業を開始した。実証参加者の利用データを元に学習継続率の向上につながるサービス改善を行い、リスキリングの推進を目指す。実証期間は2024年3月31日まで。
この実証事業は、県がベンチャー企業の成長を加速させるため実施している「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」の取組による、ベンチャー企業と大企業の共創を推進するプログラム「BAK INCUBATION PROGRAM 2023」の採択事業。Herazika、TACの2社が連携したプロジェクトとなる。
資格の学校TACにおける資格試験講座の受講生のうち、希望者(最大1,000人)に対して、最適な学習環境を提供する「オンライン自習室」サービスを無償で提供し、個人のやる気に頼らず、自己学習の習慣化を進める実証事業を実施する。
今回の実証事業では「オンライン自習室」を活用した人の学習継続率などを検証。実証参加者の利用データを元に学習継続率の向上につながるサービス改善を行い、資格取得や知識習得に取り組む多くの学習者に、最適な環境を届けることで、リスキリングを推進する。