全国の教育委員会や学校に向けたDX⽀援や教材開発、広報⽀援を⾏う⼀社・国際エデュテイメン ト協会は、⼩学⽣から中学⽣を対象とした情報活⽤能⼒を診断できるツール「ジョーカツ」を6つの地域(⼤阪府守⼝市、⻑野県喬⽊村、宮城県登⽶市、茨城県那珂市、⼤阪府泉南市、北海道札幌市、順不同)にて実証を開始する。
実証期間は2024年3⽉末まで。各学校別に2回の診断テストを行い、⾃治体・学校・児童⽣徒のそれぞれの情報活⽤能⼒を定量データ化して分析する。また、診断結果に基づいたICT活⽤研修の企画・実施や、全国学⼒・学習状況調査 質問紙でのICT活⽤に関する活⽤度合いの変化効果測定なども希望に応じて行う。
「ジョーカツ」は、⼩学⽣から中学⽣までの教育課程においてPCやタブレット、インターネット活⽤を軸とした情報活⽤能⼒を診断することができる。本診断は、⽂部科学省が提⽰する情報活⽤能⼒体系表例に基づき、情報活⽤能⼒における3つの⼤枠(①基本操作、②問題解決・探究スキル、③情報モラル・セキュリティ)で構成。全28問の質問に回答すると、回答内容に応じて診断結果及びキャラクターが表⽰される。
提供するサービス内容は、以下のとおり。
学校・教員⾃⾝が情報活⽤能⼒を振り返り、学びの変⾰に向けた指導内容のアップデートや端末活⽤への更なる可能性の検討、⾒直しに繋がる。今後の学習者⽤端末の活⽤⽅針や学びの本質に向けた具体的な学びのサポートを実現する。
児童⽣徒⾃⾝が診断結果を確認することができる。また、親しみのあるデザインやキャラクターによる診断結果を表⽰させることにより、楽しみながら主体的に質問に答えられるように⼯夫を凝らしている。
学校毎の集合データから⾃治体全体での情報活⽤能⼒の現在地を把握することができる。レポーティングでは診断結果をグラフや表で定量的に⽰すため、経年や学期単位での情報活⽤能⼒の変化(能⼒の⾼低/ 強み・弱み)を把握できます。それらの結果に基づいて今後の指針の⾒通しや教員研修に活⽤することによって、教育DX推進や情報活⽤能⼒の向上を⾒込むことができる。
学校・教員⾃⾝が情報活⽤能⼒を振り返り、学びの変⾰に向けた端末活⽤への更なる可能性の検討、⾒直しに繋がる。今後の学習者⽤端末の活⽤⽅針や学びの本質に向けた具体的な学びのサポートを実現する。
今回、実証を開始した6地域では、これから各参加地域内の参加学校による2回の診断、結果のレポーティングを通じて現在地を明確にし、今後どのように情報活⽤能⼒の各項⽬を強化していくのかを打ち合わせていく。
同社は、今後本格的に「ジョーカツ」を全国展開する考えで、機能の拡充や教員向けのサービス等の検討も本格化し、全国の⾃治体様と連携をしていきながら、児童⽣徒の情報活⽤能⼒育成に向けた取り組みを促進していくという。