emolは11月30日、児童・生徒のメンタルヘルスケアを目的とした小・中学校向けの校務支援サービス「emol for School」の提供を開始した。販売はNECネッツエスアイが担当。NECネッツエスアイ社からは「NECネッツエスアイ 生徒エンゲージメント可視化サービス」という表記で販売される。
「emol for School」では、児童・生徒向けメンタルヘルスケアアプリと教職員向け校務支援管理画面を提供する。
児童の日々の心身の健康を観察することで、変化をいち早く察知し、児童・生徒のメンタルヘルスの悪化を防ぎ、いじめなどの問題を未然に防ぐ。 一人ひとり目が届きにくい児童の心の変化をアプリの記録から自動で察知し、教職員の業務負荷を軽減する。
AIキャラクターと話すことで、ポジティブ心理学に基づいたケアを促進し、日々の心と体の健康状態を記録できる。困ったことや悩みがあれば、他の誰にもバレずSOSを先生に送ることが可能。家庭で保護者と一緒に、または1人で行える認知行動療法のエッセンスを組み込んだ簡易のメンタルセルフケアプログラムを実施できる。
クラスや学年の健康状態をグラフなど可視化された状態で確認し、変化がある児童を直感的に見分けることができる。SOSを出している、悩みがありそうな生徒をスクリーニングしいち早く察知。児童のその日の楽しかったことなどを把握でき、エンゲージメントの高い学級づくりのデータを見ることができる。