神戸女子大学文学部教育学科(義務教育コース)は12月2日、市教育委員会の外国語指導助手を招き「異文化交流体験授業」を実施する。将来、小学校教員あるいは中学校英語科教員を目指す学生16人が参加する。
同学は、文学部教育学科に設置していた幼児教育、小学校教育(現在は初等教育)、心理学(2022年度心理学部新設)の各コースに加え、2020年度に義務教育コースを新設。このコースのねらいは、主として小学校教諭をめざしながら(小学校教諭一種免許状取得)、同時に中学校教諭一種免許状(英語)を取得することで、コース専攻専門科目として「異文化理解教育」を設置している。
以来、1回生たちが多様な文化的背景を持った外国人との交流を通して、文化の多様性及び異文化交流の意義について体験的に理解するため、神戸市の外国語指導助手を招聘して「異文化交流体験授業」を実施し、学生にとって異文化理解に加え、実践的な英語力、コミュニケーション能力を発揮する良い機会となっているという。
今回も同コースの1回生16人が参加し、オールイングリッシュで交流する。
「異文化理解教育」~異文化交流体験授業~
多様な文化的背景を持った人々との交流を通して、文化の多様性及び異文化交流の意義について体験的に理解する。
文学部教育学科 義務教育コース1回生(16人)
神戸市教育委員会 外国語指導助手5人(出身国:モーリシャス、南アフリカ、カナダ、オーストラリア、米国)
1 限(9:00~)プレゼンテーション
講師による各国の文化紹介<15 分×講師 5 名>日本と自国の文化の違い(価値観、生活習慣、学校システムなど)
2 限(10:55~)グループディスカッション
講師と学生の交流<15 分×学生 5 グループ> すべて英語