11月29日に令和5年度補正予算が成立した。
令和元年度補正予算(大容量校内ネットワーク整備、2318億円)と令和2年度補正予算(1人1台端末整備、2292億円)等により、1人1台端末とクラウド環境が整備されてスタートしたGIGAスクール構想。
来年で約5年が経過し、端末の更新時期となり、GIGAスクール構想は第2期を迎えている。
文部科学省では、令和5年度補正予算(2661億円)により、各都道府県に基金を設けて、全国の学校の1人1台端末の更新を5年程度かけて補助していく。
また、同省は、令和5、6年度をGIGAスクール構想の集中推進期間と位置付ける。
12月5日に東京で、第105回教育委員会対象セミナーが開催される。
GIGAスクール構想第2期に向けた国の予算や新しい施策とその背景、東京都のリーディングDX事業や教育ダッシュボードを活用した都立校の取組、STEAM教育や探究学習を深める市の取組、小学校、高等学校の端末・クラウドを活用した実践等について担当者が発表する。