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日本財団ボランティアセンター、学生ボランティアを募集~マレーシアで植林活動「オランウータンの森 再生プロジェクト」

2023年11月30日

日本財団ボランティアセンターでは、ボルネオ島のマレーシア・サラクワ州で植林活動を行う「オランウータンの森 再生プロジェクト」を立ち上げ、現地で植林活動を行う第1陣(2024年2月6日~17日)と第2陣(2024年3月5日~16日)に参加する学生ボランティアを、12月4日まで募集している。

 

 

■急速に環境破壊が進むボルネオ島

東南アジアに位置する、世界で3番目に大きな島であるボルネオ島(カリマンタン島)は、島の大半が熱帯雨林で覆われ、絶滅危惧種のオランウータンなど、多種多様な生物が生息している。しかし近年、島の熱帯雨林が急速に減少。2015年に島の熱帯雨林の面積はかつての約3分の1まで減少したといわれ、オランウータンたちの住処は危機に直面している。

その要因の一つが、「パーム油」の原料となるアブラヤシ農園の拡大だ。パーム油は、日本でもインスタント麺やスナック菓子などの加工食品をはじめ、幅広い用途で使われており、ボルネオ島の熱帯雨林の減少は、私たちの生活にも深く関係している。

 

■10年間で10万本の植樹を目指し、学生ボランティアを派遣

このプロジェクトは、オランウータンなど、多種多様な生物の住処である森を再生することを目的に、ボルネオ島のマレーシア・サラクワ州に学生ボランティアを派遣し、植林活動を行い、10年間の10万本の植樹を目指すもの。プロジェクトの実施にあたっては、日本マレーシア協会が協力、マレーシア政府からも賛同を得ている。

現在、初めての派遣となる第1陣(2024年2月6日~17日)、第2陣(2024年3月5日~16日)に参加する学生ボランティア計26人を、日本財団ボラセン公式サイト「ぼ活!」にて12月4日17時まで募集している。

12日間のプログラムの中には、植林活動以外にも、オランウータンの保護施設であるセメンゴ野生動物リハビリ・ センターの見学や、熱帯雨林でのナイトウォークなどのプログラムを実施し、ボルネオ島の自然や歴史を学ぶことができる。

 

■「オランウータンの森 再生プロジェクト」第1陣、第2陣 概要

◎期 間
  • 第1陣:2月8日(木)~2月14日(水)
  • 第2陣:3月5日(火)~3月16日(土)

※全日程への参加が必須。期間途中での参加や帰国はできない。

◎場 所

マレーシア ボルネオ島 セリアンを拠点に活動

※集合・解散場所 成田空港

◎内 容
  • セリアンを拠点に熱帯雨林再生のための植林ボランティア活動
  • セメンゴ野生動物リハビリ・ センターの見学
  • 熱帯雨林でのキャンプ、ナイトウォーク など
◎費 用

3万円

<費用に含まれるもの>

日本から活動国までの往復航空券、活動中の宿泊と食事、活動中の交通費、活動中の保険

<費用に含まれないもの>

パスポート等に係る費用、自宅から集合・解散場所(成田空港)までの国内往復交通費、その他個人的に必要な費用

◎定 員

各13人、合計26人

◎募集対象
  • 申し込み時点で大学等に所属する18歳以上の学生
  • 全日程参加できる方
  • 熱帯雨林でのキャンプが可能な方(渡航中1日のみ、森の中にある施設での寝泊りがある)
◎選考方法
  • 書類審査(200字程度の志望動機 / 応募時に入力)
  • オンライン面談(1人1回、15〜20分程度)を予定 ※オンライン面談該当者には12/8(金)頃に個別に案内がある

最終的な当落については、12月中旬に応募者全員にメールにて連絡

◎募集締切

12月4日(月)17:00まで

◎申込方法

日本財団ボラセン公式サイト「ぼ活!」にて受付中。

▶︎第1陣の詳細・申込ページはこちら

▶︎第2陣の詳細・申込ページはこちら

 

日本財団ボラセン公式サイト「ぼ活!」

公益財団法人日本財団ボランティアセンター

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