U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は11月19日、東京・品川区の昭和大学上條記念館で最終審査会を開催。エントリー310作品(応募者総数1,116人)の中から事前審査、1次審査を勝ち抜いた入選16作品のプレゼンテーションが行われ、各賞が決定した。
最高賞である経済産業大臣賞には、真家彩⼈さんの「AIシンセサイザー『OneSynth』」、小田悠真さんの「cl-waffe2」、小林悠太さんの「関数型のコンパイラ言語Yet」、小林幸ノ心さんの「数学好きのラクガキパズル」の4作品が輝いた。
今年の作品の特徴はAIの活用。機械学習はもとより、話題の生成AIのAPIを作品に組み込み、機能拡張したり、生成AIを活用してオチのあるストーリーを生成するアプリなどが登場した。
そのような中、経済産業大臣賞<総合>は、「AIシンセサイザー「OneSynth」」が受賞、制作者の真家彩⼈さん(東京大学)は過去3度コンテストに挑戦し、審査員に育ててもらった、と受賞の喜びを語ったほか、小田悠真さん(札幌大通高等学校)による「cl-waffe2」(経済産業大臣賞<テクノロジー>)、小林悠太さん(手代木南小学校)による「関数型のコンパイラ言語Yet」(経済産業大臣賞<アイデア>)、小林幸ノ心さん(小平第二小学校)「数学好きのラクガキパズル」(経済産業大臣賞<プロダクト>)がそれぞれ受賞した。
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またこの日は、来年のキービジュアル候補を選出する「U-22キービジュアルコンテスト」の優秀賞3作品も発表された。
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