LoiLoは11月9日、岐阜市教育委員会を「ロイロ認定自治体」に認定したと発表した。全国で2例目。中核市では初の認定となる。
ロイロ認定自治体とは、同社の授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を活用し、児童生徒の主体的な学びづくりに積極的に取り組んでいる自治体を認定する制度。認定されることでロイロ認定ティーチャーによる無料研修など、さまざまな特典を受けることができ、自治体・学校内での利活用を促進できる。
同市では、「授業のOS転換」を合言葉に、子供が主役となる授業、GIGAタブレットを効果的に活用した探究的な授業づくりが進められている。その中で、昨年度からロイロノート・スクールの試験運用が始まり、今年度より市内すべての小中学校での利用を開始した。以来、ICTを活用した授業改善が活発に行われており、生徒主体の授業をデザインできる先生として、57人の教員がロイロ認定ティーチャーの認定を受けている(2023年10月時点)。
同市教育委員会学校指導課の栗本光彰主幹は、「今後もロイロ認定ティーチャーを軸に、学校を超えた教員間の学びあいができるシステムづくり、市内全校との効果的な資料共有、さらなるロイロ認定ティーチャーの輩出など、岐阜市の先生方と協力し、市が目指す教育を実現していきたい」と語る。