木更津高等専門学校(千葉県)は11月18日、全国の高専生を対象としたCTF(Capture the Flag)形式の大会である「KOSENセキュリティコンテスト2023」を、会場となる木更津高専での参加と、オンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式で開催する。
高等専門学校本科・専攻科在籍の同一校の学生からなる4人までのチーム制で、今回は昨年度の参加より10チーム多い43チームが全国からエントリーし、優勝を目指してサイバーセキュリティの技術を競う。
優勝チームには、日本最大級のCTF大会である「SECCON CTF 2023」決勝大会への出場権が与えられる。
国立高等専門学校機構では、GEAR 5.0(未来技術の社会実装教育の高度化)とCOMPASS 5.0(次世代基盤技術教育のカリキュラム化)の2つのプロジェクトから構成される、高専発!「Society5.0型未来技術人財」育成事業を、2020年度から進めている。
COMPASS 5.0は、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に向け、あらゆる産業においてITを今以上に活用することが求められる中で、AI・数理データサイエンス、サイバーセキュリティ、ロボット、IoT、半導体という分野を、これからの技術の高度化に関する羅針盤(COMPASS)と位置付け、高専教育に組み込むことで、新たな時代の人材育成機関としての高度化を図るもの。分野ごとの事業採択校が中心となり、カリキュラムの整備、教材の作成、学生や教員のためのイベントの実施などを行っている。
KOSENセキュリティコンテストは、競技を通じて、サイバーセキュリティの専門的な知識や技術を身につけてもらおうと、2016年度より実施している。
日 時 11月18日(土) 9時~17時(予定)
会 場 木更津工業高等専門学校
主 催 木更津工業高等専門学校
開催方法 ハイブリッド開催(オンライン・現地会場)
競技形式 CTF(Jeopardy形式)
※問題作成や運営については株式会社ラックに業務委託し、株式会社日立製作所、株式会社日立ソリューションズ、株式会社日立ソリューションズ・クリエイトから問題提供の協力を得ての開催となる。