IT分野のジェンダーギャップの解消を目指すNPO法人Waffleは、10代の女子およびジェンダーマイノリティ(※)を対象とした世界最大級の社会課題解決型アプリ開発コンペティション「Technovation Girls 2024」へ、日本国内から挑戦する参加者を募集している。
今回の参加者は、同イベントの日本リージョン公式アンバサダーであるWaffleが実施する、日本国内での支援プログラム(後援:文部科学省)を経て、世界大会へと挑戦する。
(※)米国・「Technovation Girls 2024」の募集要項に沿って、「Technovation Girls」に興味のあるトランスジェンダーの方はもちろん、ノンバイナリーやジェンダー・ノンコンフォーミングを自認する方で、女性向けの環境で学習したい方を対象とする。
「Technovation Girls」は、米国のSTEM教育NPO「Technovation」が主催する、次世代の女性IT起業家の育成を目的とした、アイディア・ピッチ(プレゼン)・技術力・起業家精神の4つを競い合う10代のためのテクノロジー教育プログラム。
10〜18歳の中高生が最大5人のチームで、約3カ月間にわたり、自らが設定した社会課題をテクノロジーで解決する方法を議論し、その成果物としてアプリと事業計画を作り上げる。
「Technovation Girls」は、2010年の開始から現在までに世界100か国以上、34,000名以上が参加している。日本では、Waffleが他の教育系NPOなどとも連携しながら、世界大会への出場者を支援している。
加えて、世界大会とは別の独自プログラムとして、日本国内参加者を対象とした各種研修や公式ピッチイベントなどを行っている。
2023年度、日本からは過去最多となる39チーム156名の中高生が4カ月間にわたるプログラムを修了し、8チームがグローバルコンペティションのセミファイナルに選ばれた。
本年度は、本プログラムを通じて、最大300名の中高生を支援していく予定。
プログラムの特徴として、初心者であってもスムーズにプログラムへ参加できるよう、日本からの応募者全員に対して、ビジネスの基本的な考え方が学べる「ビジネス開発講座」、プログラミング基礎や、生成AIをはじめとする最新の技術の第一歩が学べる「アプリ開発講座」を無料で提供する。
「ビジネス開発講座」では、指南役として、自身も大学時代から2度の起業を行い、エンジニア / 経営者としてサービス企画・開発を行い、2022年7月にマネックスグループに会社を売却した小島 舞子さん(株式会社クラフター 創業者代表取締役社長)とともに参加者への支援を行う。
加えて、シリコンバレーでアクセラレータープログラム「Women’s Startup Lab」を運営し、数多くの女性起業家を支援してきた堀江 愛利さんによるチームビルディングに関するセッションも提供する。
第一線で活躍するビジネスパーソンや、本プログラムに関わるTA(ティーチングアシスタント) / メンターなどの社会人との接点を通じて、参加者が最後までモチベーション高く、学び、楽しめるよう支援する。また、パソコンやWiFiの無料貸し出しを行うなど、参加しやすい環境を用意している。
12月1日(金)23:59(日本時間)
◆申し込みフォーム はこちら
募集要項などの詳細は下記の日本リージョン公式サイトで確認できる。