長崎県五島市では、全公立中学校11校(生徒数約760人)の指導教材の一環としてプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech! Lesson(ライフイズテック レッスン)」を採用した。10月26日、提供元のライフイズテックが発表した。
■地域格差ない情報教育の実現を目指す長崎県五島市
五島市では、「生きる力を身に付けた、世界に羽ばたく子どもの育成」を掲げ、GIGAスクール構想を推進し、Society5.0時代を生きる児童生徒に、情報活用能力の習得や情報モラルの育成を図るなど、教育環境の整備に努めている。
ライフイズテック レッスンは、GIGAスクール構想で整備された一人一台端末を活用しながら、教員の専門性の有無に関わらず学習指導要領を満たした学習が実現できる教材で、地域格差なく質の高いデジタル学習を届けられることから、地域共通のプラットフォームとして導入した。
技術科のみならず、豊かな自然や温かい人情味、伝統ある歴史や文化、ふるさとの魅力を生かした教育活動の成果を発信し、探究的・創造的な学びを実現するツールとしての活用にも期待を寄せているという。
■「ライフイズテック レッスン 双方向・JSコース」の概要
- 中学技術科 D 情報の技術「双方向性プログラミング」に対応:HTMLやCSSによるオリジナルWebサイト制作や、JavaScriptによる双方向性コンテンツ制作に対応したブラウザ完結型のEdTech教材。プログラミングの実習環境もシームレスに活用できる。
- 楽しく学ベるカリキュラム設計:エピソードに合わせて出題される課題をクリアすることでプログラミングを楽しく学べる。また、テキストコーディングによるオリジナルWebサイト制作を通して、探究・課題解決型の学習を実現する。
- 個別最適な学習を実現:一斉授業ではなく、生徒がそれぞれのペースで学習可能。教員は各生徒の進捗や理解定着度をリアルタイムに把握でき、個別最適な指導を実現できる。
- 充実した先生向けサポート:模擬授業動画や授業スライド、教科書別の指導案、観点別評価指標などの支援ツールやカスタマーサポートも提供。計画から実施、評価に至るまで、先生方を支援する。
ライフイズテック レッスン
長崎県五島市
ライフイズテック株式会社