Classiは10月19日、新しい学び支援機能である「学習トレーニング」機能に、「情報Ⅰ」の教材を追加した。
2022年度より新しい高等学校学習指導要領に基づき、共通必履修科目として「情報Ⅰ」が新設された。「情報Ⅰ」では、(1)情報社会の問題解決、(2)コミュニケーションと情報デザイン、(3)コンピュータとプログラミング、(4)情報通信ネットワークとデータの活用の4項目を学ぶ。これらの内容は、2025年度以降の大学入学共通テストにおいて試験範囲となる。
こうした状況下の中、学校現場では以下のような課題に直面している。
(※)ベネッセコーポレーションが高校教員274名を対象に行ったアンケート調査結果より
これらの教育現場の課題解決と次世代の情報リテラシー育成に向けて、「学習トレーニング機能」に「情報Ⅰ」教材を追加リリースすることとした。
◎教材:情報Ⅰ オンライン学習コンテンツ
◎特徴:各単元の重要語句や知識・公式を押さえることのできる問題・テスト
取り組みやすい一問一答形式の問題で、入試に向けて本格的な演習に入る前に、生徒自身で知識事項の復習・確認が可能。授業の復習に適切な単元粒度のテストなので、授業後、教員が復習課題として配信することも可能。
なお、ベネッセが提供している「情報Ⅰ」対応のデジタル・情報活用力に関する学習プログラム「Pスタディ」との共通コンテンツとして、12月には共通テストに向けた演習問題と解説動画の追加を予定している。
これにより、高等学校および中高一貫校向け教育プラットフォーム「Classi」上で利用できる「学習トレーニング機能」において、英数国の主要三科目に加え「情報Ⅰ」の学習が可能となる。また、2024年4月より順次、高校範囲理科・地歴コンテンツを搭載予定だ。