ミライト・ワン・システムズは、10月17日、生徒児童の心身の健康を管理するクラウドサービス「コンレポfor education(標準版)」の販売を開始した。
同社は、企業・自治体向けとして、従業員の勤務形態や健康状態を管理する「コンレポ(コンディションレポート)」のサービスを2020年より提供している。「毎日の健康チェック」機能をはじめ、「安否確認」機能、「心の変化の気づき」機能など、従業員の健康と安全を見守る総合サービスとしてこれまでに培った知見と実績を活かして、教育機関向けに特化した「コンレポfor education(標準版)」を開発した。
「コンレポfor education(標準版)」は、生徒児童が自ら日々の心身の健康チェックを行い、教員がチェック状況を把握することで、本格的な心身不調に陥る前に「元気が無くなってきているようだ」「何か悩みを抱えているかもしれない」といった気づきを与え、学校側からの声掛けのきっかけを作るサービス。
誰かに相談したくてもなかなか話すことができない生徒児童も、本サービスを通して気軽に教員又は外部機関に連絡を取ることができる。また、学校が発行する各種アンケートや学級便りのお知らせも本サービスの中で発出することができるため、紙の削減にもつながる。
アンケート結果も迅速な自動集計が可能で、これまでの手作業による集計の手間を省き、教員の作業時間を大幅に軽減。専用アプリのインストールが不要で、Webブラウザさえあればスマートフォン・タブレット・PC等から入力操作が可能だ。教員が職員室にいても、生徒児童の健康が簡単に把握することができる。