総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジーは、近隣の江東区立豊洲北小学校(東京都)の3年生・4年生全11クラス約340人の児童を対象に、9月下旬の5日間、「プログラミング特別授業」を実施した。
同社では、社会・地域への貢献活動の一環として、2019年より近隣の小学校にて、プログラミングの出前授業の実施や教員向け研修、全国の小学校へのプログラミング教育マニュアルの無償配布など、教育現場への支援を継続的に行っている。
今回の特別授業では、3年生はプログラミング的思考を学ぶことを目的に、プログラミングに必要な基本知識を身に付けることができるアンプラグド教材(カード)を使用し、自分の朝の支度の行動を順番に並べ替える体験をした。
4年生はさらに実際にタブレットを用いてプログラミングを体験した。また、同小が位置する江東区は、俳人松尾芭蕉、小林一茶らにゆかりがあり、小学校・中学校・義務教育学校で俳句教育の推進に取り組んでいることから、俳句教育とプログラミングを絡めた授業も実施。季語の代わりにプログラミングに関連したキーワードを用いた“プログラミング川柳”にも挑戦した。
児童の川柳が、ホームページに公開されるまでのプロセスを講師が説明することで、プログラミングが日常生活でどのように活用されているかを学んだ。
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児童からは「プログラミングされた機械が身近にたくさんあることを知って驚いた」「プログラミングでは、いろいろな動きに分解されていることが分かった」などの感想が寄せられるなど、本授業を通じてプログラミング基礎知識への理解を深める機会となった。
同社では、テクノロジーを活用して様々な社会課題を解決すること、また、未来を支えるデジタル人材育成に貢献することを目的に、今後も子供たちがテクノロジーを身近に体感できる活動を推進する考えだ。