京都橘大学は10月1日、変化する学校教育現場に適合した教員養成課程の運営や教職・保育職をめざす学生の採用試験対策、現役教員のリカレント教育まで、包括的にサポートする「教職保育職支援センター」を開設した。
近年、ICT教育や英語教育の導入等、一人の教員が教えるべき内容の幅が広がってきている。また、多様な子ども一人ひとりに向き合うことや保護者への対応等、授業をする力だけではなく、コンピテンシーにおいても求められる質が変化している。
発達教育学部を中心に多くの学生が教職・保育職をめざして学ぶ同学では、2022年度卒業生の教員採用試験でも幼稚園教諭・保育士で92.3%、公立小学校教諭で86.4%と高い合格実績をあげており、さらに、学部学科の新設により中等の教職課程を履修する学生も年々増加している。
このような学内外の状況をふまえ、新しく開設した「教職保育職支援センター」では、学内横断的に学生の履修、教育内容の指導、採用試験対策などを強化していくとともに、教員等現職者を対象としたリカレント講座等を充実させるという。
同センターの主な機能は以下のとおり。