チエルとストリートスマートは11月、共同で『教育DX導入・推進支援パッケージ』を提供開始する。
これは、Google が提供する教育機関向けクラウドサービスの最上位版である「Google Workspace for Education Plus」を最大限に活用し、Google for Education 教育DXパッケージの実現を支援するためのサービスプログラム。点在するアプリケーションのデータを集約し可視化することで業務と校務の効率化を推し進め、学び・校務・セキュリティのDXを実現する。
本サービスでは、Google 認定パートナーのチエルおよび Google Cloud パートナー企業であるストリートスマートの強みを活かした4つの教育DX導入・推進支援を提供する。パッケージ内容は以下のとおり。
(1)Google Workspace for Education Plus の環境を構築・運用
現状の Google 管理コンソールの設定を確認、セキュリティを見直し Education Plus の各種サービスを円滑に利用できる状態を構築。「管理設定等に関するユーザ管理者向け専用ヘルプデスク」を提供する。
(2)Google Workspace for Education Plus および教育DX促進研修
Education Plus を活用した教育DX研修や Education Plus をご利用するにあたり新しく構築した環境での運用支援研修を実施。
(3)教育DXツールの提供
学校現場での Google Workspace for Education の各種アプリケーションおよび Education Plus 限定機能の利活用を促進する独自のツールを提供。
(4)データ利活用支援
Google が提供するデータ分析のための「BigQuery」やデータの可視化ツール「Looker Studio」 を用いたダッシュボードの構築や分析・改善提案のサービスを提供する。チエル製品のログとも連携し、フィルタリングツール『InterCLASS Filtering Service』などのデータも分析・可視化。
Google Workspace for Education Plus の導入を検討中、もしくは Fundamentals の利活用促進を加速させたい自治体向けには、別途『教育DX体感パック』を用意した。
本サービスはDXを少しずつ推進したい・本格活用にあたり運用を見直したい教育委員会・学校へ「Google Workspace for Education 利活用促進研修」「教育DX体感ツール」及び「簡易ダッシュボード」を提供し、教育DXの推進に向けてサポートする。パック内容は以下のとおり。
(1)Google Workspace for Education 利活用促進研修
Google Workspace for Education の機能およびその活用方法等に関して教育委員会、各学校のICT担当者を対象とした管理者向け研修を実施する。オンラインにて年2回実施。
(2)教育DX体感ツール
行事予定表や熱中症警戒アラート、施設予約表などのツールを職員室のサイネージで表示できる「職員室DXツール」として集約し、校務DXのはじめの一歩をサポートするツール群の他、学びのDX・セキュリティのDXを体感できるツール群を提供。(ツールは随時追加予定)
(3)簡易ダッシュボード
専用の Google フォーム で収集した端末故障状況や研修受講率を、Looker Studioを用いたダッシュボードで可視化。
チエルのフィルタリングツール『InterCLASS Filtering Service』を導入の自治体では、Webアクセスやログの可視化、Webアクセスランキングによる活用サイトの共有状況もダッシュボードで可視化できる。
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