関西学院大学と三井情報は、Okta、Box、Slack、Zoomの4つのクラウドサービスによる高いセキュリティと利便性を兼ね備えた情報基盤を全学に導入し、2024年3月より、学生・教職員への提供を開始する。大学におけるOktaの導入は国内初。
同学では、創立150周年を迎える2039年を見据えた将来構想「Kwansei Grand Challenge 2039」で、DXを経営上の最重要戦略として位置づけ、教育や研究、各種業務サービスにおけるデジタル化に取り組んでいる。特にコロナ禍を経て教育の在り方が大きく変化していくなかで、教育におけるDXの基盤として、安心・安全にデータを取り扱うことができ、かつコミュニケーションやコラボレーションを活性化させることができる環境へ整備することを検討していた。
そこで、大学全体での情報基盤のあるべき姿を設計し、三井情報がそれを実現する方法を提案。両者で協議を重ねた結果、クラウド型の統合認証基盤Oktaを基軸とし、クラウド型コンテンツ管理基盤Box、インテリジェントプロダクティビティプラットフォームSlack、さらにオンライン会議システムZoomを全学導入することを決定した。
本情報基盤により、学生・教職員が安心・安全にデータを取り扱うとともにデジタル化の利便性を享受できる環境を実現し、同学のDXを強力に推進するとしている。