山形県西川町とSPLYZAは9月26日、スポーツの教育的価値の向上をめざし、連携協定を締結した。SPLYZAは「スポーツは考える力を育む」をコンセプトに、アプリケーション開発で「スポーツ×教育」の支援を行う企業。
現在、学校体育において「運動する子/そうでない子の二極化」や「運動時間の減少に伴う体力の低下」「健康課題を発見し、主体的に課題解決に取り組む学習が不十分」といった課題が見られる。そのような課題に対して、同社が提供する映像振り返りツール「SPLYZA Teams」を活用して「運動が苦手な子でもスポーツが好きになる」「運動への意欲向上」「自己の課題に主体的に取り組むようになる」という姿をめざしたいとしている。
本協定は、相互に緊密に連携することにより、スポーツを通じた「考える力」の育成を促進することを目的としている。
【連携協定事項】
【連携協定の取り組み】
本取組で活用する「SPLYZA Teams」は、課題発見から課題解決までを主体的に行うための映像振り返りツール。
“スポーツは考える力を育む”をコンセプトに、2017年にサービスを開始し、2023年9月現在、30種類以上のスポーツで約900チームに導入実績を持つ。
今回の協定締結にあたり、西川町の菅野大志町長は、「スポーツの世界でも『人が少ないから弱い』でなく、ぜひデジタルを活用して強みを作っていきたい」として、本取組で「楽しみながら知らず知らずにデジタルを使うことにより、子供たちの思考力や表現力が鍛えられることを期待している」とコメントを寄せた。