誠勝は9月27日、博物館・美術館・図書館・大学図書館・大学博物館等のデジタル化を推進すべく、デジタルアーカイブ構築用の高性能スキャナーを比較・購入できる法人向けサービス「文化財ICTの誠勝」を開始した。
今年4月の改正博物館法施行、続く6月の改正著作権法施行によって、博物館資料のデジタル・アーカイブ化や図書館が持つデジタル資料の公衆送信の機会が広がっている。一方、こうした史資料のデジタル化に不可欠な高性能スキャナーは専門性が高く、また海外製品が多いことから比較検討のための情報源が限られるため、「情報を得るのに時間がかかり大変」「視察・体験ができないと導入するべきか決めかねてしまう」などの声が多いという。
こうした状況を踏まえ同社は、「どのスキャナーがこの史資料に適しているのか分からない」といった悩みに対応すべく、多種多様なスキャナーを一箇所で比較・購入・相談できるサービスを開始することとした。
本サービスでは、所蔵する史資料や活⽤⽬的に応じた最適なスキャナーを、専⾨知識を持つスタッフに相談しながら選ぶことができる。購⼊前に無料でデモ機の視察や操作の体験も可能だ。
◎貴重書籍の負担を最⼩限でスキャン「Bookeye 5 V2 Archive」
◎A0〜A2、B0〜B2サイズの図⾯資料のスキャナー「WideTEK48」
◎絵画作品を⾮接触でデジタル化「WideTEK36 ART」
◎本の⾮破壊スキャナー「 FB6280E」