イー・ラーニング研究所は、子供がいる親を対象に「2023年1学期の教育の振り返りと新学期の学習についての意識調査」を実施、このほど調査結果を公表した。
それによると、「金融教育」が1学期に引き続き、今後も注目されていることがわかったほか、メタバースや生成AIなどICT教育に関連するテクノロジーの知識が必要だと感じる親が増えていることが明らかとなった。
「2023年の1学期、教育ワードで特に印象に残っている取り組みはどれですか<MA>」の問について、1位となったのは6割以上が回答した「金融教育」(196)となり、次いで2位は「メタバースの活用」(150)となった。
さらに、この回答を選んだ理由を聞いたところ、「ニュースで話題になるから」(164)、「最先端の教育として興味があるから」(153)、「身近に感じることが多いから」(147)が多く挙がった。金融教育やメタバース活用などの最先端の教育について、ニュースをきっかけに興味を持ったり、身近に感じたりする親が多いことがわかる。
「教育業界の取り組みの中で2023年の1学期、特に効果を感じたのはどれですか<MA>」と聞いたところ、1位が「デジタル教科書やメタバースなどのICT教育の強化」(170)で半数以上の回答を集め、2位「金融教育の強化」(140)、3位「キャリア教育」(117)と続く。また、「2023年の新学期以降ではどの教育ワードに注目しますか<MA>」の問に対しても、1学期に効果を感じた取り組みと同様に、「金融教育」(198)、「メタバースの活用」(159)、「キャリア教育」(159)が上位3位となった。
さまざまな教育ワードが話題になる中でも、これらは多くの親が効果を感じ始めており、継続して注目していることがうかがえる。
「新学期の教育において、子どもに挑戦させたい・してほしいことはなんですか<MA>」の問では、6割以上の親が「金融教育に通じるお小遣いの管理や投資体験」(199)と回答し、最多となった。次いで、4割以上の親が「キャリア教育に通じる体験や習い事」(148)、「生成AIやメタバースなど新技術に触れる体験」(144)と回答した。
この結果から、金融教育やキャリア教育といった自立して生きるためのスキルを重視するとともに、生成AIやメタバースなど、新しいデジタル技術についての知識の必要性を感じる親が多いことがわかる。
【「2023年1学期の教育の振り返りと新学期の学習についての意識調査」概要】
調査方法 紙回答
調査地域 全国
調査期間 8月3日~8月28日
調査対象 子供を持つ親、親族に子供がいる方 計316人