京都市教育員会とイーコミュニケーションは、外国人の先生が、母国の文化について教室でオンライン講義をする「ECOM Cultures」を、市内の2つの小学校と5つの中学校に導入し、国際異文化授業の実証実験を行う。
今回実証実験に参加するのは次の7校。▽山階小学校▽伏見南浜小学校▽大原野中学校▽西京高等学校附属中学校▽下京中学校▽向島東中学校▽大枝中学校。
「ECOM Cultures」は、世界20カ国の講師が、自国の文化についてレクチャーするオンラインライブレッスン。専用の異文化学習教材を使って双方向な授業を展開する。
授業は、京都市の学校で広く使われているMicrosoft Teamsを使い、教室の大画面モニターに講師の顔を映し、普段の教室スタイルで、Quiz形式で進める。英語教員のサポートを受けながら、基本“英語で”外国人講師の講義を受け、質問や回答も英語で行う。
異文化授業を受けた後は、クラスでグループ毎に“振り返り学習”を行い、その国で興味をもった事柄を調べて発表などを行う。
実証結果は、2024年1月頃に授業後のアンケート結果を基に報告するという。