損害保険ジャパンの子会社で少額短期保険業を営むMysuranceは9月12日、「修学旅行キャンセル保険」の累計採用学校数が500校を突破したと発表。
本商品は、出発直前の生徒の入通院、新型コロナウイルスや季節性インフルエンザなどの感染症の発病などにより、修学旅行に参加できなかった場合に発生するキャンセル料の100%を補償する保険。採用希望があった学校単位に保護者へ販売している。
「修学旅行キャンセル保険」は、生徒個人の事情で修学旅行に参加できない場合のキャンセル料に備える保険商品で、2021年10月より販売している。販売開始より、新型コロナウイルス感染症による旅行キャンセルが不安という保護者の声が寄せられ、多くの学校が採用。新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後も、同感染症に加え、体調不良やケガによる入通院などを理由としたキャンセルが不安という保護者の声が寄せられており、8月末現在の採用校は累計554校となっている。
本商品の採用校にアンケートを行ったところ、採用理由について、「保護者が任意で加入を選択できる保険だから」が最多回答(約90%)となり、続いて「補償内容が充実しているから」が約40%となった。
また、「導入にあたっての負荷を感じない」との回答が約70%を占める。その理由については、「保護者が任意で加入し、支払い等の手続きも学校を介さずに出来るため」「保護者に紹介するのみで、加入は保護者各自のご判断となり、学校として取りまとめる負担がなかったから」などの声が寄せられ、導入の手軽さについても評価されているようだ。
出発直前の生徒の入通院、新型コロナウイルスや季節性インフルエンザなどの感染症の発病などにより、修学旅行に参加できなかった場合に発生するキャンセル料の100%を補償する保険。本商品は採用希望があった学校単位に保護者へ販売している。
<補償対象となる主なキャンセル事由>
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