10月10日の「世界メンタルヘルスデー」啓発活動の一環として、10代・20代のメンタルヘルスをテーマにしたオンラインセミナーが10月4日に開催される。日本医療政策機構(HGPI)、ベータトリップ、ルンドベック・ジャパンの共催。参加無料。事前登録制。申込締切は10月3日。
本セミナーでは、10代・20代のメンタルヘルスについて、社会的偏見(スティグマ)をなくす教育の可能性から、ストレスへの対処方や早期のケアなど、多くの人に役立つ実践的な情報も交えて、メンタルヘルスと教育の専門家が解説する。
日 時 10月4日(水)19:00〜20:30
形 式 Zoomオンライン配信
対象者 メンタルヘルスに関心のある人、専門家、当事者、保護者などどなたでも
参加費 無料(事前申込制)
<メインプログラム>
◎講演1 メンタルヘルスへのスティグマを減らすための教育の可能性と課題
山口 創生 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部 精神保健サービス評価研究室長)
◎講演2 10代、20代の抱えるストレスとマネジメント方法
杉山 智風 (京都橘大学総合心理学部 助教)
◎講演3 若者への早期介入の重要性と相談支援体制について
根本 隆洋 (東邦大学医学部精神神経医学講座・社会実装精神医学講座 教授)
◎パネルディスカッション(Q&A形式)
◆申込フォームはこちら ※申込締切10月3日
世界メンタルヘルスデーは、約30年前に世界精神保健連盟によって制定され、世界全体でメンタルヘルス(精神的健康)への認識を高め、偏見をなくすことを目的として定められている。また、統一された声で、行動を起こし持続的な変化を生み出すことによって、希望を持つことのできる社会の醸成を目的としている。
現在では、世界保健機関(WHO)もサポートする『世界メンタルヘルスデー』として、10月10日に世界60カ国以上で啓発活動が行われている。毎年テーマに沿った啓発活動が世界各国で行われており、2023年のテーマは「MENTAL HEALTH IS A UNIVERSAL HUMAN RIGHT(メンタルヘルス(こころの健康)は普遍的な人間の権利です)」。