みんなのコードはこのほど、高校情報Iの授業で利用できる「プログル情報」に、新機能「問題集」を追加した。
「プログル情報」は、高校情報Iの授業で、Pythonの基本文法の習得、チャットボットの作成を通して、プログラミングを学ぶ教材として開発されたもので、情報Iでプログラミングが拡充となった2021年の前年に公開され、これまで約12万人が利用している。
高校情報をめぐる社会の動きとして、2025年度から大学入学共通テストに「情報」が新設されることが決定しているが、多くの教員が「どのように生徒の基礎力の定着と応用力を育成するか」という課題意識があることが分かった。
みんなのコードが先ごろ実施した「2022年度 プログラミング教育・高校『情報I」実態調査」でも、81.7%の情報科の教員が2025年に大学入学共通テストに「情報」が新設されることに不安を感じていることが明らかになっている。
そこで、問題形式、問題の量、テーマなどに自由度を持たせる必要があると考え、「プログル情報」の新たな機能を開発した。
「問題集」は、教員がオリジナルの問題を作成して配信できる機能で、具体的には以下のことが行える。
※別途申し込みで、生徒がAIにヒントを教えてもらう「AIアシスト」機能の利用が可能