音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」や、AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings(ミーテルミーティング)」を提供しているRevComm(レブコム)は、2023年開催のサマーインターンに参加の予定/経験がある25卒就活生321名を対象に、AI時代における25卒就活生の仕事選びに関する意識調査を実施した。
「あなたは、ChatGPTなどの生成AIの台頭を、これから働いていく上でどのように捉えていますか」(n=321)と質問したところ、「とても肯定的」が16.8%、「やや肯定的」が50.5%という回答となった。
Q1で「とても肯定的」「やや肯定的」と回答した方に、「Q2.ChatGPTなどの生成AIの台頭に対し、肯定的な理由を教えてください。(複数回答)」(n=216)と質問したところ、「業務の生産性向上に繋がりそうだから」が63.0%、「アイデアや閃きのきっかけとして活用できるから」が41.2%、「不得手な業務を補完してくれるから」が38.9%。
Q1で「やや否定的」「とても否定的」と回答した方に、「Q3.ChatGPTなどの生成AIの台頭に対し、否定的な理由を教えてください。(複数回答)」(n=31)と質問したところ、「将来的に仕事を奪われてしまう可能性があるから」が35.5%、「AIと差別化した時に自身にできることがあるか不安だから」が35.5%、「仕事に対する主体性が低下する可能性があるから」が32.3%だった。
Q1で「生成AIがよくわからない」以外を回答した方に、「Q4.あなたは、就職活動の企業選びにおいて「AI」というキーワードに注目していますか。」(n=311)と質問したところ、「非常にしている」が12.9%、「ややしている」が37.6%だった。
Q4で「非常にしている」「ややしている」と回答した方に、「Q5.就職活動の企業選びにおいて「AI」というキーワードに注目している理由を教えてください。(複数回答)」(n=157)と質問したところ、「企業の将来性を感じるから」が61.1%、「新たな知識を学ぶことができそうだから」が39.5%、「最先端の事業に触れたいから」が30.6%という回答になった。
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、インターン先企業/就職志望先企業の選定において「AI」というキーワードに注目している理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=153)と質問したところ、「これからの時代に必要」や「AIを学んでみたい」など103の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
Q1で「生成AIがよくわからない」以外を回答した方に、「Q7.あなたは、生成AIなどのデジタルを駆使したビジネスを十分に展開できていない企業に対して、抵抗感を持つことがありますか。」(n=311)と質問したところ、「とてもある」が6.4%、「ややある」が28.6%だった。
「Q8.インターンや説明会に参加した企業の中で、どれくらいの企業が「AI」に関する説明をしていましたか。」(n=321)と質問したところ、「8~10割」が1.2%、「5~7割」が16.8%。
Q1で「生成AIがよくわからない」以外を回答した方に、「Q9.あなたは、ChatGPTなどの生成AIが今後私たちの「働き方」をどのように変化させていくと思いますか。(複数回答)」(n=311)と質問したところ、「業務効率化で働き方が多様になる」が49.5%、「定型業務が減少する」が40.2%、「デジタルリテラシーが必須になる」が36.0%だった。
Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、ChatGPTなどの生成AIが今後私たちの「働き方」をどのように変化させていくか、お考えがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=289)と質問したところ、「創造的な仕事が増えて事務的な業務が減る」や「アイディアの参考」など154の回答があった。
<自由回答・一部抜粋>
今回は、2023年開催のサマーインターンに参加の予定/経験がある25卒就活生321名を対象に、AI時代における25卒就活生の仕事選びに関する意識調査を実施した。
まず、回答者の約7割がChatGPTなどの生成AIの台頭を「肯定的に捉えている」ことが明らかになった。肯定的な理由として、「業務の生産性向上に繋がりそうだから」や「アイデアや閃きのきっかけとして活用できるから」などが挙がった。「否定的に捉えている」という回答は1割未満であるものの、その理由として、「将来的に仕事を奪われてしまう可能性があるから」や「AIと差別化した時に自身にできることがあるか不安だから」という不安の声も。
次に、半数以上が企業選びにおいて「AI」というキーワードに「注目している」ことがわかった。注目の理由として、「企業の将来性を感じるから」が61.1%で最多の回答となり、その他にも「これからの時代に必要」や「AIを学んでみたい」などの声が挙がっている。
また、約4割が生成AIなどのデジタルを駆使したビジネスを展開できていない企業に、「抵抗感」を持っていることもわかった。さらに、インターンや説明会でも多くの企業から、「AI」に関する説明があったという実態も明らかになった。今後私たちの働き方は、ChatGPTをはじめとする生成AIの台頭により、「業務効率化で働き方が多様になる」や「定型業務が減少する」など変化していくのではないかという回答が見られた。
今回の調査では、25卒就活生にとって「AI」が重要なキーワードとなっており、企業選びにも影響しているということが分かりった。就活生は「AI」を肯定的に捉えており、逆にデジタルを駆使したビジネスを展開できていない企業には抵抗感を持つことさえあるということが明らかになった。
レブコムでは、「採用活動を行う企業にとっては、『AI』の活用は採用活動におけるアピールポイントとなりうる」と分析している。
【調査概要】
調査方法 DEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間 7月31日〜8月2日
有効回答 2023年開催のサマーインターンに参加の予定/経験がある25卒就活生321名
出典元 MiiTel Meetings