宮崎市では、全公立中学校25校(生徒数約9,800人)の指導教材の一環としてプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech! Lesson(ライフイズテック レッスン)」を正式に採用した。8月29日、提供元のライフイズテックが公表した。
宮崎市では、「自分や地域の課題に向かって、他者と協働しながら、主体的・創造的に解決し、自ら未来を切り拓く子ども」の育成を掲げている。Society5.0 時代を生き抜くことを見据え、子ども達が次代を切り拓いていく力を育む宮崎市版「未来の教室」実現のため、学びの個別最適化とSTEAM化による子ども達の主体的・創造的な学びを推進している。
Life is Tech! Lessonは、プログラミング教育未経験の先生でも簡単に導入可能で、一人ひとりの理解度に合わせて個別最適なプログラミング学習を実現できる教材。教員の専門性の有無に関わらず学習指導要領を満たした学習が地域格差なく提供できる点や、個別最適な学びを実現できる点が評価され、導入に至ったという。
また市では、テクノロジーを活用した地域や社会の課題に対する「新しい答えを生み出す力」を醸成するため、同教材のオリジナルWebサイト制作機能を活かした探究的な学習にも期待を寄せている。