イーストは、7月29日に東京・渋谷で開催された音読アプリQulmeeのユーザーイベント「第1回 Qulmeeting!」のイベントレポートを公開した。
高等学校教員5人と、Qulmeeの監修者である京都外国語大学の安木真一教授を招いて始まった本イベントは、教員からの実践報告と、Qulmeeの強化・改善に関する意見交換を中心に進行した。
実践報告は、名古屋市立工芸高等学校の清水香名教諭、山際裕子教諭、加藤千恵教諭、茨城県立守谷高等学校の横島真澄教諭によって行われた。各教員からは、普段感じている課題に対してどのような工夫をしたか、その結果どのような変化が生じたか等が、次のように説明された。
Qulmeeを導入した背景とその利用を通じて得らえた成果については、各教員の発表に次のような共通点があったという。
イベントの後半では、同社が考案した新機能や改善点を教員らに提案し、両者で意見交換を行った。教員らが最も必要だと結論付けたのは、音読の評価に関わる機能の改善。「評価の履歴から生徒の変化が見取りやすくなると、個に応じた指導を効率的に行える」という意見が多く挙がった。また、「生徒自身が音読練習の積み重ねを実感できるUIになると、さらなる意欲づけにつながる」といった生徒の視点に立った意見も挙がったという。
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音読アプリQulmeeは音読の課題配信から評価までを網羅する学習クラウドサービス。iPad、Chromebook、Windows PCはもちろん、生徒のスマートフォンや家庭のPCでも利用可能。生徒は発音判定AIを利用して発音練習ができる。教員は生徒の音読を評価する際、AIによる判定結果を確認できる。
現在、本アプリを半年間無料で利用できるトライアル・キャンペーンを実施している。9月30日まで。
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