アディッシュは、生成AIをテーマにしたネットリテラシー講座を、生徒・教職員・保護者を対象に、小学校・中学校・高等学校に向けて9月下旬より提供開始する。
文部科学省は7月4日、『初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン』を発表した。主に対話型の文章作成AIについて、学校関係者が現時点で生成AIの活用の適否を判断する際の参考資料として暫定的にとりまとめたもので、「1. 本ガイドラインの位置づけ」「2. 生成AIの概要」「3. 生成AIの教育利用の方向性」「4. その他の重要な留意点」に触れている。
これらの中で、全ての学校を対象にした”「情報活用能力」の育成強化“ がある。GIGAスクール構想に基づき1人1台端末活用の日常化を実現する中で、情報モラルを含む情報活用能力の育成について、生成AIの普及を念頭に一層充実させるとしている。
GIGAスクール構想の端末利活用が進む中で、情報モラルを身につける学習機会は一層必要とされている。生成AIの普及を念頭に、国も情報活用能力の強化を打ち出していることから、同社では、ネットリテラシー講座に生成AIをテーマにした講座を開始することとした。
生成AIをテーマに同社が提供するネットリテラシー講座は、生徒・保護者・教職員を対象に生成AIの仕組みから利便性、注意点を学び、今後の付き合い方を考えるためのプログラムとなっている。
対象者 児童生徒・教職員・保護者
対象校 小学校・中学校・高等学校
提供開始 2023年9月下旬予定
講座内容(予定)
※講座内容は、社会状況や国のガイドラインに応じて変更になることがある。
文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」