チエルはこのほど、語学4技能学習支援システム『CaLabo MX』をVer.4.1にバージョンアップし、既存機能の「英語力自己評価」に3つの英語力を客観的に測定する小テストを追加した。多元的な自己評価と客観的な小テストの2つの評価をもとに、より学習者の状態にあった学習の指標をたてることが可能となる。
「英語力自己評価」は、学習者は下記9つの観点・83項目で構成される設問に答えるだけで、自分の英語力を可視化することができる。学習者は自分の英語力のどこが強くどこが弱いのか全体像を知ることができ、学習上の指標を作ることができる。教員は、クラス全体、個人別、問題別に学習者の英語力を分析することができ、個別最適な指導が可能となる。
自己評価実施後に「語彙力」「文法力」「総合力」の3つの英語力を客観的に測定する小テストを追加した。
◎出題形式
小テストの詳細な回答結果はCSVファイルでエクスポートが可能。特に学習者の自信度も測定する「文法力」のテストでは、「自信がなかったが正解していた」「自信があったのに不正解だった」問題も把握することができる。
学習者はその後の学習で何に重点を置くべきかなどの学習の指標に、教員はその後の授業でどの文法用法や語彙のポイントを解説すればよいかなど指導をより明確にすることができる。
多元的な「英語力自己評価」に加えて、3つの英語力を測定する客観テストの2つの評価を合わせて見ることで、自己評価を裏付けたり、あるいは自己評価との差異を見て評価を捉え直したりと、より英語力の詳細な分析が可能になる。