一財・理数教育研究所は8月20日、第11回「塩野直道記念『算数・数学の自由研究』作品コンクール」(通称「MATHコン」)の応募作品の受付を開始した。9月6日まで。
今年で11回目の開催となる塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクールは、全国の小学生・中学生・高校生を対象に、日常生活や社会で感じたさまざまな疑問を算数・数学の力を活用して解決する、あるいは、算数・数学の学びを発展させて新たな数理的課題を探究するなかで気づいたことやわかったこと、自らの解決の方法などをレポートにまとめ、作品として応募するコンクール。テーマは自由で、毎年さまざまなテーマの自由研究作品が寄せられる。
公財・日本数学検定協会は同コンクールに協賛。すべての応募作品の中から、特に算数・数学の研究とした優れた1作品に優秀賞として「日本数学検定協会賞」が授与される。昨年度は、AIを使った「ラマヌジャン・マシン※」が予想した数式の証明に挑んだ、東京都在住の山本修真さん(応募当時16歳、高校2年生)が受賞した。
※ラマヌジャン・マシン:イスラエル工科大学の研究チームが開発したマシン。インドの天才数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの思考形態をAIがシミュレートし、円周率πやネイピア数eなどに関する新しい式を連分数の形で予想する。
名称 塩野直道記念 第9回「算数・数学の自由研究」作品コンクール(2021年度)
主催 一般財団法人 理数教育研究所
協賛 内田洋行、学研ホールディングス、日本数学検定協会
応募資格 小学生、中学生、高校生
※海外の日本人学校も含む。
※グループで応募する場合は、同じ学校の同学年の応募に限る。
審査
応募期間 8月20日(日)~9月6日(水)
結果発表 12月末 理数教育研究所公式ホームページ上で発表
応募要項など詳細はこちらで確認できる。