東北学院大×仙台市×NTT東 大学周辺の人流把握及びデータ利活用で連携　EBPMによるまちづくりを推進

東北学院大学と仙台市、NTT東日本は8月10日、東北学院大学キャンパス周辺の人流把握、及びそのデータの利活用に向けた連携協定を締結した。

■連携の背景と目的

2023年4月、東北学院大学は、これまでの多賀城キャンパスおよび泉キャンパスを移転集約して五橋キャンパスを開学し、従来の土樋キャンパスと一体となった「都市型ONE CAMPUS」を実現した。約11,000人の学生が１つのエリアに集うことで、文理が融合した新たな学びや、学生同士のシナジー効果が期待されているほか、7,000人以上の昼間人口増加により、地域経済や人の流れにも変化が生じている。

そこで、本協定を通じて、東北学院大学、仙台市、キャンパスに隣接する拠点を持つNTT東日本の３者が協力し、ICTを活用してキャンパス周辺の人流等を把握することで、EBPMによるまちづくりを推進することとした。また、得られた人流情報をオープンデータとして公開することで、官民の多様な主体による活用を促し、様々な価値が生み出される環境づくりにも貢献する。

■主な連携事項

1. 東北学院大学五橋キャンパス、及び土樋キャンパス周辺における人流情報の把握、データ分析に向けた取り組み
2. 収集した人流情報及び分析データを基にした地域課題の把握や対策の検討に向けた取り組み
3. 収集及び分析した人流情報を公開し、多様な主体によるオープンデータの利活用を促す取り組み

＜連携のイメージ図＞

東北学院大学

仙台市

東日本電信電話株式会社宮城事業部