シャープは、消費電力0W(※)で表示保持が可能な電子ペーパーディスプレイ「ePoster(イーポスター)」のカラーモデルを発売する。ラインアップは、13.3型<EP-C131>と25.3型<EP-C251>の2サイズ。発売時期は13.3型が9月下旬、25.3型が10月下旬。価格はいずれもオープン。
(※)表示の書き換え、オートモードおよび「e-Signage S」運用の場合は電源接続が必要。
本機は、電子ペーパー分野の世界最大手である台湾のE Ink Holdings Inc.の電子ペーパー技術を搭載。新たにカラー表示に対応した。紙のような高い視認性と、必要なときに表示を書き換えることのできる電子ペーパーディスプレイの特長に、カラーの豊かな表現力が加わり、利用シーンが大きく広がった。
電力を必要とするのは表示を書き換えるときのみで、一度表示すれば電源を抜いてもそのまま表示を保持することができる(静止画のみ。動画は非対応)。
また、薄型・軽量なので、ワイヤーによる吊り下げなどで手軽に設置が可能だ。これまで電源供給や耐荷重などの課題からデジタルサイネージの設置が難しかった場所はもちろん、紙のポスターの置き換えとしても利用できる。
表示コンテンツは、USBメモリーで簡単に更新できるほか、スマートフォンからの操作でも書き換えが可能です。さらに、同社独自のコンテンツ配信・表示システム「e-Signage S」(別売)と組み合わせれば、ネットワーク経由での表示更新に加え、複数台の一括表示書き換え、日時指定更新などもでき、管理・運用が円滑に行える。
<主な仕様>