スタディプラスのStudyplusトレンド研究所が中高生を対象に実施した「ChatGPT(人工知能による対話型モデル)に関する調査」によると、中高生のChatGPT認知率は約9割・利用経験率は半数以下、家庭・学校・塾などでレクチャーを受けた割合は2割程度という実態が明らかとなった。
調査は今年6月、学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の中学1年生〜高校3年生を対象に実施。1,657名人から回答を得た。
中学生は8割以上、高校生は9割以上がChatGPTを認知。しかし、ChatGPTについて「よく理解できている」と回答した割合は1割程度
ChatGPTを日常的に利用している割合は、数パーセント程度。中学生は約7割、高校生は半数以上が「利用したことはない」と回答。利用目的は、「調べ物や情報収集のため」が最多。続いて「話題になっていたので試しに利用した」も半数以上。
ChatGPT利用経験のある中高生のうち、勉強での利用経験があるのは半数程度。利用方法は、質問や疑問を解決するための投げかけが最多。約4割が、提出物の制作や参考に使うと回答。
ChatGPTを利用しない理由は、「使い方がよくわからないから」「使うメリットがよくわからないから」が高い割合の回答。
家庭・学校・塾などでの大人からのレクチャーは、「受けたことがない」が約8割。レクチャーを受けた場所は、学校が8割以上、家庭は2割程度。
レクチャー内容は、ChatGPTの利用方法や仕組みについてが多い傾向。レクチャーの結果は、中学生が8割、高校生は7割が興味関心が高まったと回答。
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