オンライン書店「楽天ブックス」は夏休みシーズンに向けて、2019年から2023年の売上データをもとに「自由研究の関連書籍ランキング」を発表。2023年は科学技術関連書籍とSDGs関連書籍が人気を二分する結果となった。
■最近ではSDGs関連の書籍が人気に
「自由研究の関連書籍ランキング」では、楽天ブックスにおける絵本・児童書・図鑑ジャンルに含まれる自由研究の関連書籍の売上をもとに年別のランキングトップ10を集計。その結果､2020年以前はプログラミング関連書籍が多くランクインしていたが､近年はSDGsに関連した書籍が人気を集める傾向がみられた。
【2023年 自由研究の関連書籍ランキング】
1位:おうちで楽しむ科学実験図鑑(出版社：SBクリエイティブ)
2位:学研の科学 万能顕微鏡と標本作成キット（出版社：Gakken）
3位:未来につながるよみきかせSDGsのお話17（出版社：西東社）
4位:理系脳をつくる 食べられる実験図鑑（出版社：主婦の友社）
5位:［新版］科学の実験 DVDつき（出版社：小学館）
6位:小学館の図鑑NEO 飼育と観察（出版社：小学館）
7位:こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本（出版社：カンゼン）
8位:SDGsのサバイバル クイズでわかる地球のためにできること！(出版社:朝日新聞出版)
9位:メカメカツクール レゴブロックで作る実験マシーン（出版社：ポプラ社）
10位:地球ときみをつなぐSDGsのお話（出版社：学研プラス）
■『こども SDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』は3年連続でトップ10入り
2019年から2023年の「自由研究の関連書籍ランキング」トップ10は､観察系、工作系および実験系など自由研究の定番のジャンルのほか、2019年と2020年はプログラミング関連書籍が人気を集めた。2023年は4冊のSDGs関連書籍がトップ10にランクインした｡中でも『こども SDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』は3年連続でトップ10入りしており､子供がはじめてSDGsを学ぶ際の入門本として人気を集めた｡
＜自由研究のテーマ決めにおすすめの書籍3選＞
1.『未来につながるよみきかせ SDGs のお話 17』（著者：秋山宏次郎、ささきあり）
内容紹介：よみきかせで自然にSDGsの17の目標が理解できる。めぐるめぐるいのちのもり。ふたつのくにのおおきなちがい。「へいわ」ってなんだろう？グローバルな視点を身につけて世界で活躍する‼
2.『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』（著者：バウンド）
内容紹介：キミが大人になった時、地球が危ない！みんなの力で未来を考えよう！SDGsを子供から大人まで誰でもわかりやすく学べる本。
3.『SDGsのサバイバル クイズでわかる地球のためにできること！』（著者：佐藤真久）
内容紹介：62問の今、地球に起きていることを知ろう。SDGsクイズに挑戦！クイズとマンガで楽しく学べて理解が深まる。
