大阪電気通信大学の島袋舞子特任講師(メディアコミュニケーションセンター)と兼宗進教授(工学部電子機械工学科/副学長)による『解いて論理的思考力を身につける はじめてのコンピュータサイエンス』(くもん出版)が、7月22日に刊行された。コンピュータサイエンスの基本的な知識についてクイズを解きながら知ることができる本書は、小学生だけでなく、中学生や高校生、大人もコンピュータの仕組みやプログラミングの考え方について楽しく学べる内容となっている。
本書は、大阪電気通信大学・兼宗副学長の監修のもと、島袋特任講師が執筆。キャラクターと一緒に問題を解きながらコンピュータサイエンスについて知ることができる入門書で、小学生や中高生だけでなく、大人まで楽しく学べるよう工夫された内容になっている。
コンピュータの考え方を身につけることで、論理的な考え方に加えて、物事の段取りや効率的に仕事を進める力も身につけることができる同書には、以下のような特徴がある。
◎論理的思考力が身につく
ロボットやドローンの動作を確認したり、ルールの通りに暗号を解読したりするなど、問題を解くには論理的思考が求められる。そうした問題に取り組むことで、論理的思考力が身につく。
◎読解力が身につく
問題文の他に図表やグラフなどを参照する場合があり、受験でも求められる読解力や読図力が身につく。
◎コンピュータの前提知識は不要
問題を解くのに専門知識は不要。解説でコンピュータのことに触れるが、無理に覚える必要はなく、まずは解くことを楽しむのが大切。