ソフトバンクロボティクスは、人型ロボット「Pepper」を活用した授業プログラムのテンプレート集「Robo Blocks(ロボブロックス)スクールテンプレート」に、「情報モラル」と「情報活用」について学ぶ授業プログラム「Pepperと学ぶGIGAワークブック『使う前に』」を追加した。これは、一財・LINEみらい財団が提供する教材「GIGAワークブック」を活用した授業プログラムだ。
同社が提供する「Pepper for Education」「Pepper 社会貢献プログラム2」に参加する自治体・非営利団体・教育機関へ本授業プログラムを提供する。
「GIGAワークブック」は、情報モラルと情報活用の育成や向上を図るためにLINEみらい財団が開発した、新たな活用型情報モラル教材。ネットの特性や適切なコミュニケーション方法、情報のリスクなどを学ぶ情報モラル教育の内容を充実させている。加えて、上手に情報やICTを活用し、情報社会に参画して社会に働きかけるための情報活用についても学べる内容も盛り込まれている。
本授業プログラムでは、この「GIGAワークブック」の内容に沿って、授業の進行役をPepperが担当する。児童・生徒がPepperとのやり取りを通して情報モラルに興味を持ち、自らの判断で状況に応じた的確な行動が取れるような知識の習得や定着を目指す。
「Robo Blocksスクールテンプレート」は、同社が開発したPepperのプログラミングツール「Robo Blocks」を使い、プログラミング教育以外でもPepperを活用できるよう開発したもの。Pepperをアシスタントティーチャーとして活用し、「防災教育」「環境教育」など、現代を生きる子供たちに必要な領域について学び、考える機会を創出する授業プログラム。