小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版は、保護者向けコンテンツ「夏休み!カンジー博士の漢字自由研究」を7月24日(月)にWebサイトで公開した。子供が漢字を好きになる「自分だけの漢字を作ろう」「漢字動物園を作ってみよう」「漢字でなぞかけを作ろう」「熟語パズルを作ろう」の4つのアイデアが込められている。
■漢字ミュージアム館長の阿辻哲次氏の監修で自由研究のアイデアを紹介
「夏休み!カンジー博士の漢字自由研究」は、恒例となった夏休みの保護者向けコンテンツの新企画。今年は「国語」教科書の編集委員もつとめる阿辻哲次氏(漢字ミュージアム館長)の監修で、漢字に親しむことのできる自由研究のアイデアを紹介。子供たちが楽しい活動を通して、漢字の成り立ちや熟語などに触れることで漢字学習が好きになる。
<自分だけの漢字を作ろう(漢字の成り立ち)>
4つの漢字の成り立ちを参考に、自分のオリジナルの漢字を作る。そのとき、①~④のどの成り立ちを使ったかを書いておくと、漢字の成り立ちを意識することにつながる。また、漢字だけでなく、漢字の音と訓や例文なども考えて漢字辞典のようにしても楽しめる。
<漢字動物園を作ってみよう(漢字に親しむ)>
ライオンと獅子、ジャガーと豹、モンキーと猿のように、漢字と片仮名両方の書き方をもつ動物がいる。それではゴリラやカンガルーは漢字でどう書いたらいいのか。動物園の人気者たちの名前を漢字で考えて、「漢字動物園」を作りにチャレンジする。
<漢字でなぞかけを作ろう(同音異義語)>
なぞかけは、なぞなぞに似た言葉遊び。『「牛丼」とかけて「海」ととく。そのこころは、どちらも「なみ」があるでしょう』のように、2つの言葉を挙げ、その言葉に共通するものの意外性を楽しむ。
<熟語パズルを作ろう(熟語)>
同じ字をもつ熟語を組み合わせて、パズルを作る。まずは、同じ漢字で始まる熟語から考えるのがおすすめ。その後、同じ漢字で終わる熟語を考える。思いつかない場合は、goo辞書の逆引き機能「で終わる」を活用することもできる。