• StuDX Style
    教育委員会対象セミナー
    KKS 学校教材 学校教材をお求めの方
    JBKジュニア防災検定
  • ブックレビュー
    都道府県別教育旅行リンク集
    おうちミュージアム
最新ニュース

「教員の意識に関する調査2023」子供の頃はわからなかったが大人になって役立つとわかった教科1位「算数・数学」2位「社会」〜ジブラルタ生命調べ

2023年7月16日

ジブラルタ生命保険は、20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2,000名(男性1,000名 女性1,000名)を対象に、「教員の意識に関する調査2023」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開した。

 

 

■子供の頃はわからなかったが大人になって実は役立つということがわかった教科――1 位「算数・数学」2 位「社会」3 位「国語」4 位「家庭科」5 位「理科」

 

 

子供の頃はわからなかったが大人になって実は役立つということがわかった教科を聞くと、1位は「算数・数学」。いざ大人になってみると、算数・数学で学んだことが実生活で役立つことを実感するようになった人が多いようだ。次いで、2位「社会」、3位「国語」、4位「家庭科」、5位「理科」となった。

 

 

役立つシーン・役立つことがわかった場面と学習内容をみると、算数・数学では「品物を買うとき、どちらが得か調べる(単位量あたりの大きさ)」や「買い物のとき、割引などの計算に役立つ(百分率)」「料理や手芸で非常に役立つ(割合)」、社会では「現在の世界情勢を知るのに役に立つ(世界史)」や「政治についてニュースを見て理解できる(公民)」「社会情勢や、選挙の仕組みなどが理解しやすい(現代社会)」、国語では「大人になり書けないと恥ずかしいと気づいた(漢字)」や「あらゆる場面で文章力は必要(作文)」「文章を書くときなど、正しい日本語が使える(文法)」といった回答があった。

 

■これからもっと勉強したいと思う教科は「英語・外国語」がダントツ

 

 

これから学びを深めるとしたら、どの教科の勉強に取り組みたいと考える人が多いのか――。これからもっと勉強したいと思う教科を聞いたところ、「英語・外国語」(605名)がダントツの1位。多くの教員が、英語をはじめとした外国語を学ぶことの重要性を感じていることがうかがえる。次いで、2位「社会」(325名)、3位「国語」(144名)、4位「算数・数学」(136名)、5位「理科」(122名)となった。

 

 

 

もっと勉強したいと思う理由と学習内容をみると、国語では「読み取る力がすべての教科につながる(説明文)」や「物語文の楽しさを子供たちと共有したい(物語文)」「相手に伝わる文章の書き方をマスターしたい(作文)」、算数・数学では「投資に役立ちそう(確率)」や「算数が苦手な子供を減らしたい(数と計算)」「現代の社会で必要(統計)」、理科では「身近な現象と関係がある(物理)」や「ロマンがある(宇宙)」「社会的に関心が高まっている(自然環境)」、社会では「世の中のことが理解できる(政治)」や「最近の新しい見解など、面白く感じられる(日本史)」、「世界情勢の理解に繋がる(世界史)」、英語・外国語では「外国に行ったときに役立つ(スピーキング)」や「聴いてすぐ理解したい(リスニング)」、「国際社会に対応するため(リーディング)」といった回答があった。

また、体育では「体育好きの子供たちを育てられる(ボール運動)」、情報では「これからどんどん必要になる(プログラミング)」、音楽では「自己表現にもつながると思う(歌)」、家庭科では「お金の流れについてもっと詳しくなりたい(家庭基礎)」といった回答があった。

 

■教員の仕事で苦労していることトップ2は「授業の準備」「保護者とのコミュニケーション」

全回答者(2,000名)に、教員の仕事で苦労していることを聞いたところ、「授業の準備」(40.6%)が最も高くなり、「保護者とのコミュニケーション」(37.9%)、「学校行事の準備・運営」(36.1%)、「児童・生徒の生活指導」(32.0%)、「テストの作成・採点」(24.3%)が続く。

そのほか、「校務分掌」や「分掌業務」など、学校運営上の分担業務を挙げる回答も多くみられた。

 

 

年代別にみると、20代では「授業の準備」(54.0%)や「授業」(40.0%)、「児童・生徒の学習指導」(29.0%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。若手の教員には、授業およびその準備や学習指導に苦慮している人が多いようだ。

学校種別でみると、中学校の教員では「テストの作成・採点」(35.5%)と「部活動・クラブ活動の指導」(37.9%)が全体と比べて10ポイント以上高くなり、「部活動・クラブ活動の指導」が最も高い。

役職別にみると、管理職(教頭・副校長・校長)では「保護者とのコミュニケーション」(53.0%)と「PTA関係の業務」(37.4%)が全体と比べて10ポイント以上高い。

 

【調査概要】

教員の意識に関する調査2023

調査対象 ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)

調査期間 2023年5月30日~6月5日

調査方法 インターネット調査

調査地域 全国

有効回答数 2,000(有効回答から、男女が均等になるように抽出)

調査協力会社 ネットエイジア株式会社

 

「教員の意識に関する調査2023」調査結果全文(PDF)

ジブラルタ生命保険株式会社

  • フィンランド教科書
  • StuDX Style
    教育委員会対象セミナー
    KKS 学校教材 学校教材をお求めの方
    JBKジュニア防災検定
  • ブックレビュー
    都道府県別教育旅行リンク集
    おうちミュージアム
最新号見本2024年10月31日更新
最新号見本
新聞購入は1部からネット決済ができます

PAGE TOP