大阪経済大学人間科学部の若吉浩二教授が監修した動画付き絵本『いっしょにあそぼ しましまぐるぐるたいそう』が、Gakkenより7月6日に発売となる。対象年齢1歳半から。
若吉教授は、「ぎゅっぎゅっ、しゅっしゅっ」などの擬態語を声に出しながら体を動かす体操「オノマトペ体操」やかけっこ指導等を学校現場に取り入れることで、児童の体力低下対策に取り組んでいる。大阪府能勢町では、子供の走力向上プロジェクト「能勢っ子!かけっこ!日本一!」に取り組み、動画「オノマトペ体操 能勢バージョン」を制作した。このプロジェクトの結果、子供たちの50m走の記録が大幅にアップ、さらに動画も好評で、コロナ禍で全国の学校が休校になった際、各地から「教材として使いたい」という引き合いもあったという。
Gakkenの『しましまぐるぐる』をはじめとする「いっしょにあそぼ」シリーズは、視力が未発達な生まれたての赤ちゃんでも見られる、コントラストの強い絵と、注目しやすい「かお」、繰り返しのリズムが特徴で、累計310万部突破の人気シリーズ。今回の絵本は、オノマトペ(擬音語・擬態語など)を組み合わせた、巧緻、平衡、協応、敏捷の4つの力を育む運動プログラムを若吉教授が監修し、1歳半ぐらいからの子供が、自然と体を動かしたくなる工夫を盛り込んでいる。
この絵本は、お子さんの“スポーツの芽”を育み、知育にもつながる教材。スポーツに大切なバランス・リズム・タイミングと、お子さんが大好きなオノマトペ(擬音語・擬態語など)を組み合わせた運動プログラムです。
また、言葉に合わせて動くことで、知育としての豊かな表現力・想像力を育みます。