Classiは6月26日、新しい学び支援機能である「学習トレーニング」機能に、中学校範囲の教材を追加リリースした。
中高一貫校では、一般的に学習進度が速いため、授業のペースについていけない生徒は理解が追いつかないまま次の学習に進み、学習内容が積みあがりにくくなる傾向にあり、また、高校受験がないことによるいわゆる「中だるみ」が発生しやすいことが課題のひとつとしてあげられている。こうした課題解決の一助となる機能だ。
(1)「生徒自主学習機能」生徒の自律的な学習をサポート
生徒自身が目標設定を行い、ベネッセが行う学力推移調査を受けることで弱点単元を明確化します。生徒は自らの得意・不得意領域を理解し、強化したい単元を選択しながら学習を進めることが可能となる。
本機能では、生徒が抱える「何から学習すればよいかわからない」という悩みに寄り添い、苦手分野を学習する一歩を後押しする。また、学習状況は可視化され先生にも共有されるため、教員からの応援やサポートを受けながら学習面における成功体験を獲得することができる。
(2)「先生課題配信機能」AIを使った個別最適な学習で、授業進度に合わせた学習定着を目指す
生徒各自の習熟度に応じた授業内容の復習ができるよう「先生課題配信機能」も搭載されている。
本機能では、先生が配信したテストの結果や演習の解答状況を基に、AIが一人ひとりに合わせたおすすめ問題を提示します。配信テストは、学級の学力レベルに応じて基礎・応用の2つの難易度から選択することが可能です。
「先生課題配信機能」に搭載しているテストは、履修内容に合わせた復習しやすい単元粒度と分量になっているため、授業の進度に合わせた効果的な学習を実現することができます。AIのサポートにより、一人ひとりの理解レベルに合わせた復習を行うことで、先生も生徒も自信を持って次の単元に進むことが可能となります。
【教育プラットフォーム「Classi」】
高等学校および中高一貫校で利用できるICTプラットフォーム。学習機能やコミュニケーション機能を搭載し、2022年度末の時点で累計2,300校・210万人以上の生徒が活用している。
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