麹町学園女子中学校高等学校では、「Active Science」という授業実践において、身の回りの自然現象や科学の疑問を取り上げ、興味関心を育むことを目的に、多くの実験や観察を通じて理科の面白さを伝え、生徒たちに理科への好奇心を抱かせる取り組みを行っている。
現在、国は理系女子の増員を推進しており、国公立大学だけでなく、私立大学でも理系女子の増加が奨励されており、様々な大学の理系学部において女子限定の入試を実施することが発表されている。
そうした背景を受け同校は、来年4月より、Active Scienceの授業で、中学1年次に理科に興味関心を持った生徒を対象に、中学2年次より「サイエンス探究クラス」を編成することとした。
大学入試における理系女子の増員を背景として、中学1年次に理科に興味関心を持った生徒を対象に、2024年4月より中学2年次より「サイエンス探究クラス」を編成。
中学2年では、さらに理科に関する興味関心を深め、仮説を立てて実験を計画するなど、理科に関する探究を行う。
そして、中学3年では理系女子の第一ステージに進み、高校の内容も取り入れながら、理系への興味関心をさらに深める。
興味を持ったサイエンス分野で深い探究を行うことで、高校での文理選択時に理系にも対応できる生徒を育成し、将来的には希望する理系の大学に進学できるように取り組んでいくという。